ITとか、パソコン関係の略語は3文字英語のものが多いですよね。名付け親と、最初にこの規則性を見つけた人は誰なんでしょう。

ADAコインは”委任”を行えば年間5%程の割合で増加していきます。
要するにビットコインでいうところのマイニングに当たるのですが、実際のところどうなのか解説をします。

PoSとは

POSレジのPOSとは違います。
プルーフ・オブ・ステーク(Proof-of-stake、PoS)と言います。カルダノにはこれが使われています。
一方でビットコインのマイニングはプルーフ・オブ・ワークが使用され、グラフィックボードが入手困難になったことは皆さん記憶に新しいと思います。
グラフィックボードを使用することから、ビットコインの台帳管理には大量の電力を使用します。
脱炭素化!(の是非は置いておいて)と割と全世界で叫ばれている中、逆境しているのが現状です。
マシンパワー(電力)をあまり使用せずに、数台のサーバー(PC)を使用し、これにはグラフィックボードのような並列処理ができる仕組みは必要ありません。

プルーフ・オブ・ステーク(Proof-of-stake、PoS)は暗号通貨のブロックチェーンネットワークによる分散型コンセンサスの達成を目的とするアルゴリズムの一種。PoSベースの暗号通貨では次のブロックの作成者はランダム選択と資産または年齢(例:ステーク〈掛け金〉)の様々な組み合わせを通して選ばれる。対照的にプルーフ・オブ・ワーク(PoW)ベースの暗号通貨(ビットコインなど)のアルゴリズムはトランザクションの検証と新たなブロックを作成(例:マイニング)するために複雑な暗号パズルを解読した参加者に報酬を与える。

wikipediaより

ブロック生成されたプールに対して報酬が貰えることはわかりました。

報酬額の算出方法や、選ばれ方は論文がありますので、そちらを噛み砕いて別記事にてアップします。

超簡単に言うと、委任料が多いプールがブロック生成担当に選ばれて、プール報酬-マージン割合÷委任者となります。

よく、マージンゼロをアピールするプールが多いですが、これはマージンゼロにすることで委任者の利益を最大化することができるためです。

ただ、Cardano全体のプロトコルを考えたときに、永遠にマージンゼロで行くというのはどうなのか、という議論がよくSPO間で行われているのが現状で、大きくなったプールは委任の分散化を促進させるためマージンを変更することがあります。

当プールの予定としましては100万ADA(1M ADA)まではマージン0%を予定しておりますが、それ以降は未定です。時期が来ましたら早めにご案内いたします。

報酬はどこから出ているの?暴落しない?

カルダノは総発行量450億ADAです。そのうち、最初の10年間は140億ADAはステーキング報酬に充てられます。
カルダノは2017年にリリースされましたので2027年までですね。

今後のカルダノの発展次第ではありますが、ステーキング分無限に発行量を増やすということはやっていないので「報酬がでるから暴落する」ということはあまりないと思います。
リリースされてまだ5年。今後のカルダノ次第ですね。